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間違いだらけのSaaS選び コスト構造や要求品質に冷静な目を 利用モデル、月額課金、セキュリティ…。 すでに語られ尽くした感があるSaaSだが、誤解も多い。 本パートでは、SaaSの本質を「コスト」「サービスレベル」「アーキテクチャ」といった視点から改めて問い直す。
基幹業務向けの主要なSaaS一覧 財務会計、人事給与などに選択肢広がる 基幹業務向けSaaSが増えている。「持たざるIT」を標榜するユーザーにとって、現在どんなサービスが利用できるかという点を第一義に、一覧でまとめた。ただしすべてがマルチテナント/シングルインスタンス型ではない。技術的な追求はせず、シングルテナント型も含めSaaSを謳うサービスを広く取り上げている。
NECが挑む“プライベートSaaS” 50社一丸でプロセスやコードを刷新 NECは2010年4月、クラウド基盤上に構築した経理システムを国内外の関連約50社で正式稼働させる。 さらに2011年4月には販売・資材システムをクラウドに移行させる計画だ。 基幹業務システムのグループ内SaaS化によって、「持たざるIT」を体現するNECの取り組みを追う。
根強い自前主義への3つの疑問 今こそ「コアとなる業務は何か」を見つめ直す 基幹業務システム。それは中核事業の遂行に不可欠であり、企業が存続する限り長期にわたって使い続けるものだ。だからといって自前主義を貫くのは必ずしも得策ではない。中身をじっくり観察すれば「ノンコア」の領域があるはず。 まずはそこからSaaSの利用を検討したい。
人事システムを皮切りに“フルSaaS”へ 協和発酵キリンの持たざるIT戦略 「会計や販売、生産管理といった中核業務の処理にはそぐわない」「中堅・中小向けにはよいだろうが、大企業では使えない」。こうしたSaaSに関する“定説”を覆す事例が登場しようとしている。 協和発酵キリンが、社内システムの全面SaaS化を宣言したのである。
企業の中核業務を支える基幹業務システムにSaaSは向かない-。こうした先入観をぬぐい去るべき時期が近づいてきた。基幹業務といえど、中身をじっくり見れば社外で処理をしても支障がない領域は少なくない。自前主義へのこだわりに疑問を投げかけ、柔軟な発想を持つこと。それが、「経営に貢献するIT」を現実のものとする。
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