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2010年7月号から同時進行で追ってきた、ゴルフダイジェスト・オンラインのG10プロジェクトが、去る7月1日にカットオーバーした。異なるベンダーのIT製品を適材適所で採用し、1年半でシステムを全面刷新する野心的な取り組みを、中核メンバーはどう舵取りしたのか。成功の鍵を聞く。 Photo:難波 毅
2011年6月末、G10プロジェクトは新システムのリリース本番を迎えた。29日午前0時に旧システムを停止。顧客や商品マスターなどのデータ移行を開始した。
2011年5月末、G10プロジェクトはユーザー受け入れテストを完了。仕様変更やバグ修正を含むプログラム改修を凍結した。プロジェクトが終盤に差し掛かった今、推進チームは難題に直面している。データ移行と、システム活用の促進という質の異なる問題だ。
震災の影響で5営業日の遅れが発生したG10プロジェクト。遅れを確実に取り戻しながら、予定するテストや移行リハーサルをすべて完遂しなければならない。そんな奮闘を続ける中で、大きな問題が発覚した。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、国内の企業活動に甚大な影響を及ぼした。GDOも例外ではない。震災直後、同社の経営陣は交通網のマヒによる社員の出勤可否や停電などあらゆる可能性を考慮し、一部の社員を除き全社的に出社を制限するという緊急措置をとった。16日に上記の措置が解除されるまで、GDOの業務は事実上ストップした。
これまで述べてきた通り、G10プロジェクトは3月初め現在、総合テストのフェーズにある。この後、受け入れテストに進む計画で、外部から見て大きな動きがあるわけではない。そんな中で、2つの喜ばしいトピックスがあった。今回は、その内容とテストの実情を報告する。
ゴルフダイジェストオンライン(GDO)が進めるシステム刷新「G10プロジェクト」は現在、システム間結合テストの段階にある。大きな動きがないこの時期を利用して、今回はG10のこれまでを振り返ってみよう。
G10プロジェクトは、各システムの開発・単体テストを終え、2010年12月からシステム間結合テストを実施中である。具体的には、ECや会計などデータモデルを異にするシステム同士を、データ連携ツール(インフォテリアの「ASTERIA」と日立製作所の「Data Stage」)でつなぎ、他システムと正しくデータを受け渡しできるかどうかを確認する作業だ。
2010年10月、G10プロジェクトは開発フェーズに入った。8月に完成させた基本設計をもとに、販売・在庫管理、会計・予算管理、EC、ワークフロー、会員管理、顧客管理、コールセンター、BIの各システムを詳細設計し、開発、システム内結合テストを実施する。
ECや顧客管理、ゴルフ場予約といったシステムを刷新するG10プロジェクトは、9月に基本設計と検証作業を完了させ、いよいよ開発フェーズに入った。各チームは10月から詳細設計にとりかかり、11月中には開発・単体テストを終える予定だ。
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