インターネットイニシアティブ(IIJ)は、サーバーやストレージなどのリソースプールを自動管理する基盤を独自開発し、運用を効率化することで低コスト化を図る。ネットワークをソフトウェアで制御する「SDN」を取り入れた基盤構築も視野に入れる。島根県松江市に国内最大規模のコンテナ型データセンターを有する──こうした自前の技術力がIIJの強みだ。
IIJ GIOの中でも目を引くのが「コンポーネントサービス」である。OSやサーバーなどの種類を制限する「ホスティングパッケージ」に比べ、物理サーバーや顧客が持ち込むサーバーなどを組み合わせて1000通り以上のシステムをオーダーメイドできる。「厳密にはクラウドと言い難いかもしれないが、日本企業の厳しい要件を満たす1つの解と位置付けている」(マーケティング本部 GIOマーケティング部 1課長 神谷修氏)。
そのほか、RubyをサポートするPaaS「MOGOK」を提供するのに加え、海外拠点を構える企業向けに、3月には米国で「IIJ GIO USサービス」の提供を開始。今夏には中国国内でIaaSの提供も予定する。
コンピューティング
IIJ GIO ホスティングパッケージサービス
Webサーバーやメールサーバー用などのプランを揃える。利用できるOSはCentOSのみだが、1日133円から利用できる
【月額料金】4000円〜(Webサーバー用の「Webプラン」の場合)
会員登録(無料)が必要です
-
-
-
Gemini搭載でGoogle CloudのAIプラットフォーム「Vertex AI」が大幅アップデート。企業の生成AI活用に不可欠なデータマネジメントとは
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
大型化、狭額縁化だけじゃないモニターの進化! “機能”と“信頼性”を両輪に差別化を推し進めるレノボの「ThinkVision」
-
WalkMeが2023年のデジタルアダプションアワードを発表。「えきねっと」におけるUX向上事例など、ユーザー間でノウハウを共有するイベントを開催
-
-
Lenovo Tech World Japan 2023 特別対談「レノボ×マイクロソフト」が語る生成AI活用の“現在地”と“近未来”
-
-
-
あらゆるユーザーにAI活用を!「Lenovo Tech World Japan」で提示される企業コンピューティングの近未来像とは?
-
-
-
-
-
-
-