マーケティングの仕事には、見込み客を見つけて、その情報を営業に引きわたす活動があります。
それは営業の仕事では?
確かに、相手が興味を持っているか否かに関係なく電話して感触を探る「コールドコール」や、直接訪問する飛び込み営業のように、営業による見込み客の発掘活動はあります。しかし、これらは非常に効率が悪いのです。
見ず知らずの営業がいきなり訪ねてきたら、どうでしょう。それだけで相手が引いてしまう可能性があります。興味の有無にかかわらず訪問や電話をするとなれば、担当者が何人いても足りません。そもそも繰り返し門前払いされたら営業の気が萎えてしまい、仕事の効率が上がるとはとても思えません。
そこで営業の「前工程」をマーケティングが担当するのです。
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