[新製品・サービス]

日立、運用管理ソフト「JP1 Version 10」を発表、ほか

新製品・サービスまとめ(2012/10/15〜2012/11/12)

2012年12月13日(木)IT Leaders編集部

1カ月間に発表された主要な新製品・サービスを紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から12個の新製品・サービスを取り上げた。

運用管理

作業を自動化して運用の負担を軽減

日立製作所は2012年10月15日、運用管理ソフト「JP1 Version 10」を発表した。仮想マシンの割り当てや障害発生時の対処を自動化する「JP1/Automatic Operation」を製品化し、作業負荷を軽減する。日立グループのノウハウをもとに運用手順をテンプレート化した「JP1/Automatic Operation コンテンツセット」も用意する。JP1/Automatic Operationの価格(税込)は94万5000円から。

バックアップ

重複排除機能を備えた中小規模向けバックアップ機

富士通は2012年10月16日、バックアップ用アプライアンス「ETERNUS BE50」を発売した。同社のストレージとシマンテックのバックアップソフト「Backup Exec」を組み合わせた製品。データの重複排除と圧縮機能を併用することで、ストレージの利用効率を高める。ディスク容量は4.5TBだが、45TB相当のデータをバックアップできるという。価格(税別)は150万円。

システム監視

収集データを元に障害原因を特定

NTTデータとNTTデータ先端技術は2012年10月17日、運用管理ソフト「Hinemos」が収集したシステムの稼働情報を分析して障害原因を特定する「Hinemos システムアナライズ」を発表した。分析ソフト「Splunk」を用いるこでデータを可視化。障害の原因を把握するほか、傾向分析により予兆も検知する。性能を監視し、システム構成が最適なのかを把握するのにも役立つ。価格はオープン。

認証

IDを統合管理しセキュリティを向上

インテックは2012年10月18日、SaaSや社内システムへのアクセス認証を強化するサービス「EINS/IAM」を発表した。SaaS/社内システムで用いるID情報を統合管理し、登録ミスや不要IDの削除漏れによるリスクを軽減する。利用を認めていない端末からの不正アクセスを防止するクライアント証明書も利用できるようにする予定。月額料金(税別)は1ユーザーあたり300円から。

負荷分散

Hyper-V上の仮想マシンの性能を最適化

F5ネットワークスジャパンは2012年10月25日、「Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V向けネットワーク仮想化ソリューション」を発表した。同社の「BIG-IP」をHyper-V上の仮想マシンにインストールし、稼働する仮想マシン群の負荷を分散したり、トラフィックを制御してアプリケーションを高速化したりする。価格は未定。2013年の1〜3月に提供を開始する。

スイッチ

仮想的にスイッチを統合し運用を簡素化

日本HPは2012年10月25日、スイッチ用シャーシ「HP 12504 Switch Chassis」を発表した。10Uサイズのきょう体に4台のスイッチを収納する中小規模のデータセンター向け製品。「IRF」と呼ぶ仮想化技術を用いることで、4台のスイッチを1台と見なして運用できる。1シャーシあたり、データ転送速度が10Gbpsとなるポートを最大128個搭載できる。価格(税込)は94万7100円。

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