[技術解説]

IBM PureSystemsを解剖する

“ワークロード指向”のITプラットフォームの特徴と実力は?

2013年2月6日(水)渡辺 隆(ヴイエムウェア マーケティング本部 チーフストラテジスト)

エキスパートのノウハウで統合した“ワークロード指向”のITプラットフォーム──2012年4月、IBMは全世界で「Expert integrated systems」という新たなコンピューティング分野と、その実現形態としてPureSystem製品群を発表した。最新ラインアップも含め、その特徴を解説する。

2012年4月にIBMが発表したExpert Integrated System(エキスパート統合システム、以下EIS)は、以下の特徴を備えている。

(1) Built-In Expertise 〜 エキスパートの持つノウハウをあらかじめ実装

ハードウェアやミドルウェアのトポロジー(配置)、設定、チューニングなどに関しては、それぞれ専門特化したエキスパートでないと担えない作業がある。EISには、IBMやIBMビジネスパートナーが何千ものシステム構築案件を通じて蓄えてきた知識を“ベストプラクティス化”し適用可能な形式であらかじめ組み込んでいる。

(2) Integration by Design 〜 計画的な統合

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IBM PureSystemsを解剖するエキスパートのノウハウで統合した“ワークロード指向”のITプラットフォーム──2012年4月、IBMは全世界で「Expert integrated systems」という新たなコンピューティング分野と、その実現形態としてPureSystem製品群を発表した。最新ラインアップも含め、その特徴を解説する。

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