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ドラッグストアチェーンのアクサス、業務システムの物理サーバーを仮想統合

2013年7月10日(水)緒方 啓吾(IT Leaders編集部)

アクサス(本社:徳島県徳島市)は、四国、関西地方に拠点をおく事業会社。ドラッグストアチャーリー、アワーリカー、アレックススポーツなど、化粧品や生活雑貨の専門店約40店舗を運営する。今回、インフラの最適化やコストの削減を目指して、VMwareによる物理サーバーの統合を実施。ウイルス対策サーバーや資産管理サーバー、ドメインコントローラなどを仮想インフラ上に移行した。ネットワールドが2013年7月10日に発表した。

アクサスは、四国、関西地方に拠点をおく事業会社。ドラッグストアチャーリー、アワーリカー、アレックススポーツなど、化粧品や生活雑貨の専門店約40店舗を運営する。

このほど、インフラの最適化やコストの削減を目指して、VMwareによる物理サーバーの統合を実施。アンチウィルスサーバーや資産管理サーバー、ドメインコントローラなどを仮想インフラ上に移行した。

サーバー統合に伴い、ストレージインフラも刷新した。NetAppのネットワークストレージ「NetApp FAS2220A」を導入。ユニファイド機能を使用し、ストレージをNFS領域とCIFS領域に分割。前者には仮想サーバーを集約、後者には既存のファイルサーバーのデータを移行した。

EMCの重複排除ストレージ「EMC Data Domain DD160」も導入した。仮想サーバーのイメージバックアップや、業務データ、ファイルのデータバックアップを保存する。遠隔地のデータセンターにも同一機種を導入し、リモートレプリケーションツールを使って、データをコピーする。本社ビルが被災した場合にも、業務データを復旧できるようにした。

今後、メールサーバーや、各事業部門が運用するファイルサーバーなども、仮想インフラに集約する予定。

図:システムの構成イメージ(※プレスリリースより引用)
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