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デジジャパン、データベース基盤に「Oracle Database Appliance」を採用

2013年8月1日(木)緒方 啓吾(IT Leaders編集部)

寺岡精工グループのIT戦略会社であるデジジャパンは、自社が運用するクラウドサービスのデータベースサーバーを、オラクルのエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance X3-2」に統合する。日本オラクルとアシストが7月30日に発表した。

サーバー統合の対象は、デジジャパンが販売する飲食・クリーニング・流通業界向けクラウドサービス。売上、仕入れ、勤怠などを一元的に管理するフードサービス統合システム「DELIOUS(デリオス)」、流通業界向け包装ラベルシステム「@LABEL(アットラベル)」、クリーニング業界向け店舗管理システム「ASTEMPO for Cleaning(アステンポ・フォー・クリーニング)」などの7システム。それぞれ、アクティブ・スタンバイ構成をとっており、合計14台のサーバーを集約する。

国内の事業強化や海外への展開を図るにあたり、サービスの拡充やユーザー数の増大にも耐えられる基盤の検討を開始。汎用サーバーを含めて、複数製品を検討した結果、Oracle Database Appliance X3-2を使って、従来、個別導入してきたサーバーを統合する方法を採用した。可用性や導入・運用コスト、消費電力に加え、サーバー設置面積やデータのインポート速度などを評価した。2013年6月末に設置を完了。10月初旬の本格稼働を目指し、社内検証を進める。

新システムでは、Oracle Databaseのクラスタリング機能である「Oracle Real Application Clusters」を使ってダウンタイムを減らすほか、ユーザー数の急激な増加にも容易に対応できるよう、コア拡張やパラレル処理、パーティショニングなどの機能を組み合わせて、データ処理性能を向上させる。

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