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【Special】

世界の精鋭エンジニアに鍛え上げられた次世代のコラボレーション基盤

2013年10月8日(火)

アトラシアンがConfluenceで問う情報共有の理想形 ビジネスの現場で繰り広げられる非定型業務の生産性をいかに高めるか。メール+添付ファイルというスタイルに多くが限界を感じる中、注目を集め始めたのがアトラシアンの「Confluence」だ。その概要を解説する。

ネットの世界の流儀を積極的に取り入れる

 もう少し詳しく機能を紹介しよう。メンバーが書き込む情報は「ページ」という単位で管理する。技術的にはWikiのページを作成する感覚になるのだが、ここでマークアップ言語やタグなどを意識することはまったくない。Wordライクなインタフェースを使って、通常の文書を作成できる。表や画像を貼り込むことも簡単だ。作成や更新のタイミングで履歴が自動的に記録され、誰がどう変えたのかが把握できる。当然のことながら、版をさかのぼって以前の状態に戻すことも可能だ。

 ページにはコメントをつけられる。これまでのメール+添付ファイルという手段において主従を逆転させた構造と言ってもいいかもしれない。皆で共有・参照すべき文書が中核にあって、それに対する意見がどんどんと並んでいくイメージだ。だからこそ、情報の混乱が起きないし、論点も絞りやすい。

 Facebookでお馴染みの「いいね!」ボタンもある。コメントは書かないまでも、その文書を見たことや同意することを表明するのに便利に使える。特定の個人に宛てたメッセージを送る際には、「@ユーザー名」としてTwitterなどで親しんでいる方法で対処でき、これもまた配慮が行き渡っている。

 1つのプロジェクトに関わる多くの文書(ページ)を集約するのが「スペース」だ。そのスペースに参加できるユーザーやその権限を定め、セキュリティへの配慮などビジネスの実状に沿ったキメ細かな運用ができるのが特徴である。社内には複数のプロジェクトが同時並行的に動いているのが通例だが、そのすべてを個別最適化しながらConfluenceで一元管理できるわけだ。

図:メール+添付ファイルを使ったスタイルではオフィス業務の生産性は高まらない

 ちなみにExcelやPowerPointなどの手元にあるオフィス文書ファイルを登録することもできる。中身の文字列も含めて検索対象となるので、まずは既存のファイルをここに集約するだけでも一定の成果に結び付くだろう。

 一方、個人の視点に立てば、1人が複数のプロジェクトに参加していることはよくあることだ。自分のアカウントでConfluenceにログインすると最初に表示されるのが「ダッシュボード」というページ。これは、自分が参加するスペースの情報をまとめたポータルであり、今チェックすべき情報が一覧できるので取りこぼしが防げる。

 まだまだ多くの機能が実装されているが、それらも含めてConfluenceの全体像を深く理解するためのコンテンツがアトラシアンのWebサイトにまとまっている。無料トライアルもできるので、この機会に是非試してみてはいかがだろうか。

 最後に特筆すべき点として、Confluenceにはサードベンダーが加わるエコシステムが形成されている点に言及しよう。機能拡張や他のWebサービスとの連携など、もっと便利に使うためのアドオンをマーケットプレイスを通じて流通させているのだ。アトラシアン自身が、ビジネスの現場で他社とのコラボレーションに力を注いでいるという点でも注目したい。

 

 

 

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