[新製品・サービス]

日立が4月から自社クラウドとAWSの接続サービスを提供

2014年2月27日(木)志度 昌宏(DIGITAL X編集長)

日立製作所は2014年2月27日、同社のクラウドサービス「Harmonious Cloud」とAWS(Amazon Web Services)の連携を可能にするネットワークサービス「クラウド間接続サービス for AWS」を、4月1日から提供すると発表した。利用企業のニーズが高まっているハイブリッドクラウドの構築に利用する。

 クラウド間接続サービス for AWSは、日立のクラウド拠点である「Harmonious Cloudセンタ」とAWSの「Amazon Virtual Private Cloud(VPC)」を直接接続するための専用回線とネットワーク環境を提供する。ネットワークの構成機器は冗長化し信頼性を確保する。AWS(Amazon Web Services)が提供する専用ネットワーク接続サービス「AWS Direct Connect」に対応し、通信速度は、50Mbps、100Mbps、200Mbpsを用意する。

図:日立製作所が4月1日から提供する「クラウド間接続サービス for AWS」の概念

 

 新サービスにより、高信頼性を売りにする日立のクラウドを通常は利用し、リソースが不足した際の拡張や、災害発生時などのDR(Disaster Recovery)センターとしてAWSを利用できるという。

  日立は2013年6月からAWSとの連携強化に取り組んできた。AWSを利用するためのサービスメニューを開発したり、AWS上でのアプリケーション構築・運用などを手がけたりしている。AWS認定技術者数は2014年1月末時点で200人を超えるという。

 クラウド間接続サービスの料金は、初期費用が15万円(税別)、月額利用料は50万円(同)からである。

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