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日本IBM、2部門を統合しビッグデータ活用を支援する専門組織を発足

2014年3月25日(火)IT Leaders編集部

日本IBMは2014年3月25日、企業のビッグデータ活用を支援するコンサルティング部門「ストラテジー&アナリティクス」を発足した。

 これまで「戦略コンサルティング・サービス」と「ビジネス・アナリティクス&オプティマイゼーション」を提供する部門がそれぞれあり、企業に対して戦略策定やビッグデータ活用基盤の導入などを支援してきた。しかし、「両部門を統合して、企業への事前ヒアリング、戦略策定から、分析手法の選定、必要なシステム構築までを一気通貫で支援できるようにした」(グローバル・ビジネス・サービス事業本部 ストラテジー・アナリティクス パートナー 池田和明氏)。新設した部門に所属する人員は「日本国内で数百人、グローバルで数千人規模になる」(同氏)。

 IBMが社内で培ったノウハウも活用する。「IBMでは経営者の意思決定を支援するアナリティクスチームが組織化されている。社内データを分析して戦略策定や課題解決に向けて取り組んでいるが、ここで培った実績やノウハウを顧客の課題解決に活かしていく」(同氏)。

 具体的には、営業案件情報を分析して、四半期ごとの売上や利益を予測したり、販管費の単位あたりの価値を予測し、利益を最大化するために最適な販管費と支出額を算出したりするなどの実践例があるという。これら以外にも、顧客や市場を分析し、最適な人材配置、営業テリトリー設計、ビジネスパートナー選定などにも役立ている。

 ストラテジー&アナリティクスでは事業領域を5つに区分し、各領域に適したデータ活用を支援していく。例えば「市場と顧客」の場合、市場や競合他社、顧客、財務などの情報を分析し、マーケティングやプロモーション、営業改革などに役立てる。「組織と人材」では、社員情報をもとに人材の最適配置やリーダーシップに必要なスキルを洗い出す。タレントマネジメントを実践し、社内の組織改革を促す。

 そのほか、「オペレーションとサプライチェーン」、「ファイナンス」「テクノロジー」といった事業領域向けに、適切な分析手法やシステム像を提案できるようにする。

 なお、ストラテジー&アナリティクス部門はグローバルで設立した組織。日本のほかに北米、欧州、アジア太平洋、中国、ラテンアメリカ、中東アフリカの各地域にある。「それぞれの取り組みをグローバルで共有し、ノウハウを転用できるのがIBMの強みである」(同氏)。

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