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[ITリーダーの美学]

たくましい想像力がイノベーションに結実する─ヤマトホールディングス 皆木健司氏

2014年7月24日(木)川上 潤司(IT Leaders編集部)

ヤマトグループの歴史は「イノベーションの歴史」であり、その原点は1929年の路線便事業の開始にさかのぼる。その後、1976年に宅急便事業を開始し、現在に至るまで、スキー宅急便やゴルフ宅急便、クール宅急便、宅急便コレクトなど、それまで世の中になかったサービスを次々と送り出し、今や宅急便は、生活やビジネスにとって不可欠のインフラとなった。このビジネスを表裏一体で支えるITの取り組みと今後の戦略を皆木健司氏に聞いた。(聞き手:川上潤司=IT Leaders 編集長、写真:赤司 聡)

 

業界初のハンディターミナル導入時からIT戦略に関わってきた

入社から今日にいたるまで、様々な業務に携わってこられたと伺いました。

 若い頃はヤマト運輸の宅急便の現場をたくさん経験しました。荷物の配達もやりましたし、営業所の所長や長崎の主管支店長なども務めました。本社では、総務部長や経営企画部長のほか、ヤマトグループ全体の経営戦略や広報戦略にも携わりましてね。昨年まではグループ会社のヤマトシステム開発(以下、YSD)の社長を務めていました。

そうすると皆木さんとITの出会いは、いつ頃にさかのぼるのですか。

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