[事例ニュース]

購買支援のディーコープ、データベース統合でサービス強化を図る

2014年9月4日(木)IT Leaders編集部

ディーコープは、中核事業である企業間購買支援システムのデータベース基盤を刷新した。性能向上や障害対応の効率化が狙い。日本オラクルが、2014年9月2日に発表した。

ソフトバンクのグループ企業である同社は、買い手企業と売り手企業をマッチングし、見積提案や商談成立までの取引をサポートするサービスをインターネットで提供している。現在、1200社以上がこのサービスを利用しており、取引金額の累計は2兆円を突破した。

事業の根幹を支えるシステム基盤はこれまで、複数のデータベースを導入し運用していた。しかし、利用者数や取引の拡大に伴い、ディスクI/Oの性能低下が発生していた。DBソフトはオラクル製で統一していたものの、ハードウェアはDBごとに異なるベンダー製品を導入していたため、障害発生時における問題の切り分けにも苦慮していた。

そこで同社は、分散していたDBを共通の基盤上に統合することを決めた。新基盤には「Oracle Database Appliance」を採用。性能に加えて、災害・障害時におけるデータ保護やセキュリティ機能を評価した。

ソフトバンク・テクノロジーが構築を支援。新システムは、IDCフロンティアが東京・福岡・福島に設置するデータセンターで稼働させている。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 ディーコープ
業種 インターネットにおける購買支援
導入システム データベース
導入目的 性能向上、障害対応の効率化
主な利用製品 「Oracle Database Appliance」(DBアプライアンス)、「Oracle Database Enterprise Edition」(DBソフト)


 

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購買 / 情報サービス / ソフトバンク / IDCフロンティア / Oracle

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