[事例ニュース]

愛生会病院、グループ内のシステム標準化目指しクラウドを採用

2014年9月8日(月)IT Leaders編集部

北海道旭川市の愛生会病院は2014年9月1日、医師による処方や検査指示を管理するオーダリングシステムを導入した。2014年11月中には、電子カルテシステムを導入する予定。サービスを提供する富士通マーケティングが、2014年9月4日に発表した。

愛生会病院は、道内4地域で病院や介護施設を展開する交雄会グループの一員である。同グループ内では近年、医師の偏在や設備の差異といった問題が発生していた。

これらを解決するには、グループ内で医療システムを標準化することが不可欠。愛生会病院はそう判断し、自ら標準化モデルとなるべく新システムの導入に踏み切った。従来、グループ内の病院・施設はそれぞれ個別のシステムでカルテや各種検査記録、看護記録を管理していた。これらを統一することにより、医療の質を全体的に底上げしようというわけだ。

まずは、医師による処方や検査指示を管理するオーダリングシステムを導入。2014年9月1日に利用開始した。2014年11月までに、電子カルテや医事会計システムを導入する予定。

各システムは、富士通マーケティングのクラウドサービスを利用して構築する。ハードウェアへの初期投資や運用管理業務の削減を狙い、クラウド利用を選択した。インターネット経由で利用できるため、訪問診療にも役立つという。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 愛生会病院
業種 医療機関
導入システム オーダリングシステム、電子カルテシステム、医事会計システム
導入目的 業務の標準化、医療品質の向上
主な利用サービス 「HOPE Cloud Chart」
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