[事例ニュース]

ニューデリーのホテル、犯罪者検知に日本製の顔認証システムを活用へ

2014年12月3日(水)IT Leaders編集部

インドのホテルグループであるLemon Tree Hotelsは、顧客の安全確保とサービス向上を目指して顔認証システムを導入。ニューデリーにあるインディラ・ガンディー国際空港近くに立地する系列ホテルで利用を開始した。顔認証技術を提供し、構築を担当したNECが2014年11月27日に発表した。

NECの顔認証技術を用いて構築した新システムは、大量の顔画像の中から任意の顔画像を検索し、同一人物であるかを判定する機能を備える。具体的には、ホテル内に設置したカメラに映った人物の映像を、犯罪者データベースとリアルタイムに照合。データベース内の人物と同一であると判定した際に、アラートを発する。犯罪者データベースは、警察から提供を受ける。

カメラ映像は、自社の顧客データベースとも照合する。特定優良顧客の来訪をいち早く察知し、その顧客のニーズに合ったサービスを素早く提供するためだ。優良顧客をより手厚く迎えることで満足度を高め、リピート率を向上させる効果を見込む。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 Lemon Tree Hotels
業種 ホテル
導入システム 顔認識システム
導入目的 顧客の安全性確保、サービス向上
主な利用製品 NEC製の顔認識ソリューション


 

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サービス業 / ホテル / インド / 顔認識 / NEC / 観光・旅行 / アジア

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