【Special】

これまでと変わらないシステム構築を続けますか?
~クラウドを活用したIT基盤を考える~

ネットワールド主催セミナー事後レポート

2014年12月16日(火)

クラウドファーストの考え方が日本企業にも定着しつつあり、今後のITインフラのあり方の1つとして、オンプレミスとパブリッククラウドを適材適所で使い分けるハイブリッドクラウドが注目視されている。この時代の変化を見据えてネットワールドは、「クラウドを活用したIT基盤を考える」をテーマに掲げたセミナーを開催。パブリッククラウド基盤となるMicrosoft Azureならびにプライベートクラウド基盤の構築を支えるFlexPod、Cisco UCS Miniを活用した次世代インフラのあり方を示した。

Microsoft Azureの活用(提案)例を
デモンストレーションを交えて紹介

 最後のセッションではマイクロソフト認定トレーナーの天野貴之氏が登壇し、「Microsoft Azureの概要と提案例」の紹介を行った。

マイクロソフト認定トレーナー
天野 貴之氏

 周知の通り、Microsoft Azureはマイクロソフトが運営しているパブリッククラウドであり、IaaS(Infrastructure as a Service)とPaaS(Platform as s Service)の2つのサービスを提供している。グローバルなパブリッククラウドでありながら、日本にもデータセンターが設置されているのが特徴だ。「埼玉と大阪の2カ所にデータセンターがあり、日本国内で冗長構成をとることも可能だ」と天野氏は強調した。

 また、セキュリティやコンプライアンスにも積極的に取り組んでおり、セータセンターの施設からサーバやネットワーク、運用管理者のアクセス管理までに至る多層防御を実施。世界標準の情報セキュリティ管理規格である「ISO/IEC 27001認証」をはじめ、クレジットカード情報セキュリティ基準の「PCI DSS」、「SSAE 16/ISAE 3401認証」などの厳しい規格認証も取得している。

 このMicrosoft Azureを実際にどのように活用できるのか、天野氏は次のような5つの「提案例」を示した。

 1つ目は、「Azure仮想マシンでテスト開発検証環境を作る」という例だ。オンプレミスと違ってAzure上であればハードウェアの調達は不要であり、数クリックの操作で仮想マシンを手に入れることができる。事実上、リソースの制限もない。この他にも天野氏は、「冗長化によってデータはなくならない」「仮想マシンの停止時に課金されるのは、ストレージのみ」「オンプレミスの仮想マシンをAzure上でも動作検証可能」といった、さまざまなメリットを紹介した。

 2つ目は、「Azure Backupサービスを使う」というもの。「Windows Server 2008以上のデータドライブやフォルダを、Microsoft Azureに自動的にバックアップすることや、オンプレミスにリカバリすることも可能だ」と天野氏は語った。

 3つ目は、「オンプレミスと統合する」というハイブリッドクラウド化のための提案例である。オンプレミスのネットワークとMicrosoft Azureのネットワークをサイト間VPNで接続することにより、「Microsoft Azureをオンプレミスの“延長上”として、シームレスに活用できる」と言う。

 4つ目は、「アプリケーション基盤として使う」という例で、受注管理や販売促進などのアプリケーションを、用途にあわせてIaaSとPaaSのいずれにも展開できる。
5つ目は、「仮想マシンをMicrosoft Azureにレプリケート」という例だ。Microsoft Azure Site Recovery機能を利用するもので、「オンプレミスで運用しているファイルサーバのレプリカサイトをAzure上に構築し、BCP(業務継続計画)/DR(災害復旧)対策を容易に実現できる」と天野氏は語った。

 さらに天野氏は、Microsoft Azureへのサインアップ、テスト開発検証環境の作成、バックアップサービスの利用、オンプレミスおよびMicrosoft Azureのそれぞれの共有フォルダ間でのドラッグ&ドロップによるファイル移動など、具体的な手順のデモンストレーションを実施。容易かつ快適な操作性をアピールした。

セミナー会場では、クラウドを活用した次代のIT基盤のあり方について来場者が真剣に講演を聞いていた


●お問い合わせ先●

株式会社ネットワールド http://www.networld.co.jp/
 

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