[事例ニュース]

郵船トラベル、VDI環境を増強し海外渡航客へのサポート体制を確立へ

2015年1月16日(金)IT Leaders編集部

郵船トラベルは、社員が自席以外からも業務システムにアクセスするためのVDI(Virtual Desktop Infrastructure)環境を拡張した。顧客サポート業務を強化することが狙い。製品を導入したマクニカネットワークスが、2015年1月13日に発表した。

 旅行会社である同社は、海外渡航中の顧客からの急なスケジュール変更依頼や問い合わせに即応するため、VDI環境を構築。24時間365日のサポート体制を実現した。今回、より多くの社員がVDI環境を利用できるようにするため、サーバーとストレージを追加導入した。

 採用したのは、米Nutanixが開発しマクニカネットワークスが販売するサーバー/ストレージ一体型の製品。事前にサーバとストレージ間における接続性を検証する必要がないため構築期間を短縮できる点や、省スペース化を実現できる点を評価した。

 性能面でも大きな効果が出ている。クローニングやバックアップを従来の1/10程度の時間で完了できるようになった。

 今後、さらなる業務効率化を目指し、タブレット端末でVDI環境を利用可能にするための検証作業を進めていく。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 郵政トラベル
事業内容 旅行
導入システム VDI
導入目的 24時間365日の顧客サポート実現、業務効率化
主な利用製品 「Nutanix NX-1450」
関連キーワード

サービス業 / VDI / マクニカネットワークス / 郵船トラベル / 観光・旅行 / Nutanix

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