キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2015年1月26日、会社が認めていない端末がネットに接続されることを検知し遮断するシステム「NetSkateKoban(ネットスケットコウバン)」シリーズを発売した。
従業員が個人所有する、あるいは外注業者が携行するPC/スマートデバイスなど、管理対象外の端末を社内ネットワークに勝手に接続できる状況を放置するのは危険だ。ウイルス感染を引き起こす可能性もあるし、機密情報を不正に持ち出す温床ともなってしまう。
こうした問題を解決するのが「NetSkateKoban」シリーズ。未許可の端末接続を検知するセンサー装置(専用アプライアンス、もしくはスイッチ/ルーターの機能と連携するソフトウエアで実現)を社内ネットワークに設置し、必要に応じて遮断などの措置を講じる。開発元はサイバー・ソリューションズ。
大きく2つのラインナップがある。「NetSkateKoban」は端末が数百台~数十万台の大規模向け。ネットワークセグメント(VLANにも対応)ごとに設置する複数のセンサーと、管理用サーバーで構成する。「NetSkateKoban Nano」は端末が数十台~数百台の小規模向け。単一セグメントを対象とする、センサー機能と管理サーバー機能を同梱した小型アプライアンスを提供する。いずれも管理対象端末にエージェントプログラムなどを別途導入する必要がない。
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