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住友電工など、FTTHの仕組みを使う企業向け配線ソリューションを発売

2015年2月3日(火)IT Leaders編集部

住友電気工業(住友電工)と住友電工システムソリューションは2015年2月2日、家庭用のFTTH(Fiber To The Home)サービスのための工法を組み合わせた企業向け配線ソリューション「SmartGP」を発売した。工場やオフィス、商業施設などのネットワークインフラの構築期間やコストを抑えられるという。二重化により、断線時の復旧時間を短縮できる。

 SmartGPは、センター側終端装置「GE-PON OLT」と端末側終端装置「ONU」だけからなる配線システム。FTTHに使われている機器を使用することで、ネットワーク増設時に必要な機器が安価なのが特徴だ。構成がシンプルなため、ネットワーク障害時は原因を容易に切り分けられる。

 GE-PON OLTでは、光ポートを分岐できる。1Gbpsの帯域を分岐数でシェアする。分岐を増やす際は、ONUを追加すれば良い。幹線側はクロージャー(架空光ケーブル芯線を相互接続するための端子台箱)を設置し、支線側は端末側への引き込みに適した「「ドロップケーブル」を配線する。クロージャーで分岐することで、機器の収容スペースのほか、温度や電源の管理が不要になる。

 幹線をループ状に結線すれば、左右に別ルートを確保できるため、ケーブル配線の二重化が図れる。ケーブルが断線しても、自動的に経路が切り替わることで、瞬時に通信を復旧でき、システム停止時間を短縮できる。
 

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