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オプティム、デバイス管理用クラウド「Optimal One Platform」をオープン化

2015年3月24日(火)IT Leaders編集部

デバイス管理などのクラウドサービスを提供するオプティムは2015年3月23日、同社のサービス基盤である「Optimal One Platform」をオープン化すると発表した。第1弾として中核コアライブラリ「Communication SDK」を無料公開する。

 オープン化するOptimal One Platformは、MDM(Mobile Device Management:モバイルデバイス管理)の「Optimal Biz」や、リモートサポートサービス「Optimal Remote」、定額制電子書籍サービス「タブレット使い放題・スマホ使い放題」などの、オプティムのサービスの基盤として使用されている。

 無料公開するCommunication SDKは、デバイス側に搭載するアプリケーションを開発するためのSDK(Software Development Kit)である「OPTiM SDKs」の一部。クラウドとの通信し、画面共有やVoIP、チャット、接続管理、ID管理などを実現するための標準機能を提供する。

 使用例としては、自社専用の契約用アプリケーションにチャット機能を組み込んだり、イラスト作成/編集アプリケーションにサポートサービスのための画面共有機能を組み込んだりできる。

 各機能は、当該コードをコピーアンドペーストすることで、iPhone/iPadやAndroid端末向けのアプリケーションに組み込める。オプティム自身が、製品/サービスの開発に使用しており、同社の企業向け製品と同等のセキュリティを確保できる。

 Communication SDKの提供形態には、「スタンダードモデル」と「企業モデル」がある。スタンダードモデルは、サポートサービス事業者/汎用アプリケーションベンダーを対象にしたもの。Communication SDKが組み込まれているアプリケーションに対しては、クラウドに接続可能な環境を提供する。

 企業モデルは、システムインテグレーターや受託開発会社、および金融業界が対象。個別企業の専用アプリケーションの開発を想定している。閉域ネットワークを利用し、高度なセキュリティ環境を構築できる。サービスの導入時は個別相談が必要になる。

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