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NECキャピタルソリューション、Windowsの暗号化機能「BitLocker」をクラウドから管理

2015年4月2日(木)IT Leaders編集部

NECグループでリース業務などを行うNECキャピタルソリューションは2015年4月1日、Windowsの上位版が標準で備えるドライブ暗号化機能「BitLocker」を管理するマネージドサービスを開始したと発表した。端末の暗号化状況をクラウドから管理し、セキュリティの有効性を高める。

 BitLockerは、ディスクドライブ全体を暗号化する機能。ProやEnterpriseなどWindowsの上位版に搭載されている。NECキャピタルソリューションが提供する「BitLocker管理サービス」は、利用者がBitLockerを実際に機能させているかどうかをクラウドから管理する。

 具体的には、BitLocker管理情報の初期設定や、設定変更時のプロファイル配信、パスワード忘れ/ロック解除などの問い合わせ対応、端末の暗号化状態の確認、回復キーのバックアップ、管理サーバーの運用管理/バージョンアップといったサービスを提供する。

 これらにより、共通ポリシーの適用/更新ができない、盗難/紛失の際に暗号化されていたことが証明できない、パスワードを忘れた場合にデータを完全に取り出せない、パスワードの再発行に手間がかかるといった課題を解消する。

 BitLocker管理サービスは、同社が提供するモバイルセキュリティのBPO(Business Process Outsourcing)型クラウドサービス「SecureDocマネージドサービス」のオプションとして提供する。SecureDocマネージドサービスは、加WinMagic製のディスク暗号化ソフトウェア「SecureDoc」を利用したサービスである。

 今後は、BitLockerとSecureDocが混在する環境に対し、一元的な管理サービスを提供する。プリブート画面を共通化し、利用者の操作性を統一することもできる。プリブート画面をSecureDocに切り替えれば、パスワードの再発行時手続きをチャレンジレスポンス方式へ変更したり、盗難/紛失時の遠隔無効化機能を利用したりできる。

 BitLocker管理サービスの料金は、1端末当たり月額700円(税別)。契約期間/台数に応じた見積りにも対応する。

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