東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2015年4月3日、グローバル坦懐する企業における業績を管理するためのソリューション「B-EN-Ggpm」の提供を開始したと発表した。SAPジャパンが提供するEPM(Enterprise performance management)ソフト「SAP Business Planning and Consolidation」を基盤に利用する。
B-EN-Ggpmは、グループにおける単体企業の予算編成や予実管理、予測(見込)作成業務と、全体での管理連結/制度連結業務を支援する仕組み。連結ベースの実績/予測情報に基づくグローバル視点での経営判断を可能にする。制度連結と管理連結をSAP Business Planning and Consolidation上で連携させることで、制管不一致を解消できる。
予算編成/見込作成業務はExcelベースの作業が中心となっていることが多い。ここをシステム化することで、集計作業や数値の整合性検証作業の効率化を図るとともに、進捗状況を見える化する。グループ全体が同一基盤で業績情報を作成することで、子会社の状況把握が容易になるほか、本社からの指示も同じ情報を照会しながら共有できる。
典型的な業務シナリオと、それに応じた機能を開発済み。画面や帳票類、連結の自動消去といった機能では、プログラム作成なしでコード体系(勘定科目/組織など)を変更できる。配賦基準や配賦時の勘定科目の設定は、ユーザー自身がメンテナンスできる。画面と帳票類の表示言語は日本語と英語に標準対応している。
コスト面では、制度連結システムが不要になるため、連結業務に対するシステム投資額を抑制できる。各子会社が個別に予算/業績管理システムを持つ必要もない。テンプレートを用いることで最短3カ月で導入できるとしている。
B-EN-Ggpmの価格は、テンプレートライセンスが200万〜700万円(機能組み合わせによる)。グループの対象企業数は問わず、日本基準の会計制度変更に継続的に対応する。別途、SAP Business Planning and Consolidationのライセンス費用/導入費用が必要である。
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