NECは2015年5月27日、Windows/Linuxサーバー「NX7700xシリーズ」に新製品4機種を追加した。基幹システムやビッグデータを活用する基盤向けにメインメモリー領域の可用性を高めた。
新製品は、インテルXeonプロセッサーE7 v3ファミリーを採用したオープンサーバー。ミラーリングで重要領域のみを2重化できる「Address Based Memory Mirroring」機能に対応。限られたメモリー領域を、ビッグデータの収集/分析のためのインメモリーDBとして効率的に利用できるようにする。
メインメモリー領域が複数回の物理障害に遭った場合でも、スペア領域設定範囲を拡大することで、システムを継続して稼働できる「DIMM Multi Rank Sparing」機能も実装した。
内蔵ディスクでは、12GbpsのSASインタフェースや、従来機比で容量が2倍の、PCI Expressスロットへ接続するフラッシュメモリストレージに対応している。大容量データを持つ基幹システムと連携したビッグデータ活用基盤、プラント故障予兆監視やITシステムの異常検知などに有効な「インバリアント分析」といった高速集計/検索を可能にするリアルタイム分析基盤を構築できる。
外部ストレージやネットワークと接続するI/Oカードに関しては、深刻な障害が発生した場合でもサーバーを停止させずに、あらかじめ準備しておいた予備のカードへ高速/安全に切り替える「Mission Critical I/O Failover」機能も搭載した。
CPUは、例えば「NX7700x/A3012M-4」では、XeonプロセッサーE7 v3ファミリーを最大で4個搭載(最大72コア)できる。従来機「NX7700x/A2010M-60」と比べ、性能を約20%高めた。
NX7700xシリーズの最小構成価格は、「NX7700x/A3010M-4」が168万4000円(税別、以下同様)から、「NX7700x/A3012L-2」が358万9000円からなど。2015年7月31日から開始する。
-
-
-
-
Gemini搭載でGoogle CloudのAIプラットフォーム「Vertex AI」が大幅アップデート。企業の生成AI活用に不可欠なデータマネジメントとは
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
大型化、狭額縁化だけじゃないモニターの進化! “機能”と“信頼性”を両輪に差別化を推し進めるレノボの「ThinkVision」
-
WalkMeが2023年のデジタルアダプションアワードを発表。「えきねっと」におけるUX向上事例など、ユーザー間でノウハウを共有するイベントを開催
-
-
Lenovo Tech World Japan 2023 特別対談「レノボ×マイクロソフト」が語る生成AI活用の“現在地”と“近未来”
-
-
-
あらゆるユーザーにAI活用を!「Lenovo Tech World Japan」で提示される企業コンピューティングの近未来像とは?
-
-
-
-
-
-
-