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NTT都市開発が業務改革と並行して基幹システムを刷新、SAP Business Suite powered by SAP HANAを導入へ

2015年6月23日(火)IT Leaders編集部

NTT都市開発は、業務改革の一環として基幹業務システムの刷新を決断。ERPパッケージの「SAP Business Suite powered by SAP HANA」を導入する。SAPジャパンが2015年6月23日に発表した。

 NTT都市開発は、NTTグループの総合不動産会社。「アーバンネット」で知られるオフィスビルの開発・賃貸や、分譲マンション「ウエリス」シリーズの開発・販売をメインに事業展開している。同社は、さらに経営基盤を固めるために「中期ビジョン2018」を掲げ、経営管理力の強化やバックオフィス業務の生産性向上などをゴールに据える全社的な業務改革にも着手した。

 収益力を高めるには、工事/賃貸/分譲といった業務ごとに実績をキメ細かく管理するとともに、管理会計指標を随時チェックして全体の最適化を図らなければならない。一連の活動をつつながく進めるには、システムの刷新が必要と判断し、SAP Business Suite powered by SAP HANAの採用を決めた。基幹業務データと分析系データを一元管理できる点、SAP Business Suiteの機能の一つであるSAP Real Estate Managementが自社業務にフィットしている点などを評価した。

 2015年4月から本格的なシステム開発を進め、2016年4月の運用開始を目指す。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 NTT都市開発
事業内容 オフィスビルや分譲マンションの開発・賃貸・販売
導入システム ERPシステム
導入目的 業務管理の徹底による収益向上
主な利用製品 SAP Business Suite powered by SAP HANA

 

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