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パナソニック システムネットワークス、IBMのビッグデータ分析技術使うサービスを開始

2015年7月17日(金)IT Leaders編集部

パナソニック システムネットワークス(現パナソニック システムソリューションズ ジャパン)は2015年7月16日、ビッグデータ活用に向けたコンサルティングおよび分析サービスを開始すると発表した。IBMが提供するビッグデータ関連サービスを独自に体系化し、コンサルティングからSI(System Integration)、クラウドでの運用までに対応する。

 パナソニック システムネットワークス(PSN)のビッグデータ分析サービスは、「コンサル・要件分析」と「ビッグデータ分析クラウド」の2つのサービスで構成されている。

 コンサル・要件分析サービスでは、機器などが発信するデータを収集・統合・解析することで、業務上の新たな知見の発掘を支援する。そのためのプロセス確立/推進を、業界知識を持つコンサルタントがサポートする。分析ロジックの最適化とシステム導入の短期化を図る。

 ビッグデータ分析クラウドサービスでは、コンサル・要件分析サービスで確立した分析ロジックをシステムとしてクラウド上に構築し実行する。分析結果に応じてロジックの変更やチューニングもする。

 主なサービス対象として、製造業を挙げる。工場設備などの生産財や輸送機器、ネットワークなどの資産に対し、ビッグデータを使っての監視や使用率向上などを図りながら、障害予測、品質やサービスメンテナンスの向上などを支援する。

 分析結果から構築するシステムには、予知保全(PMQ:Predictive Maintenance and Quality)用を想定。製品が故障する前に不具合部品を交換し、部品在庫の適正化を図ることで、メンテナンスコストの急増を抑え、顧客満足度の向上を図る。

 システム構築時には、付属するモデルやルール、レポートなどのサンプルをGUI(Graphical User Interface)から利用できる。ダッシュボードやレポート作成など運用のためのGUIも用意し、ビジネス環境の変化に伴う改修/更新を容易にする。

 PSNでは、こうした製造用のほかに、老朽化が顕在化している公共施設や設備の予兆管理への適用を視野に入れている。

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