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パナソニックソリューションテクノロジー、ビーコンによる所在管理/動線分析の1カ月レンタルを開始

2015年7月27日(月)IT Leaders編集部

パナソニック ソリューションテクノロジー(PSTC)は2015年7月24日、「ビーコンによる所在管理・動線分析お試しキット」2タイプを7月31日から順次発売すると発表した。機材一式を1カ月間レンタルすることで、ビーコンを使った顧客動向の測定効果を利用企業に実体験してもらうのが狙い。

 PSTCが発売する「ビーコンによる所在管理・動線分析お試しキット」には、所在管理用の「タイプA」と、動線分析用の「タイプB」がある。タイプAは、建屋内の最大5カ所に設置した受信機で、人や物に取り付けた16個のビーコンの電波を受信し、クラウドで収集・蓄積する位置情報をリアルタイムで一覧表示する。

 タイプBは、人が携帯あるいは物に取り付けた3台のスマートフォンで、建屋内に設置した16個のビーコンの電波を受信する仕組み。位置情報をクラウドで収集・蓄積・分析し、リアルタイムに位置情報を表示したり、1日分の動線の積分結果から、店舗や工場における従業員や来店客、作業員などの動線を可視化できる。

 いずれも、省電力無線技術「Bluetooth Low Energy」を搭載するボタン電池型ビーコンを発信機として使用する。直径約2.5cm、重さは約10g以下で、人が身に付けたり、建屋の柱や什器、搬送機などに取り付けたりが容易だ。利用企業は、同梱のマニュアルに沿って、機器を設置し、所有するPCで所定のサイトにアクセスすれば準備が完了する。

 価格は、タイプAが19万8000円(税別、以下同様)、タイプBが39万8000円。

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