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デージーネット、「水攻め攻撃」を防ぐためのシステム構築サービスを開始

2015年11月2日(月)IT Leaders編集部

インターネット関連の技術サービスを提供するデージーネットは2015年10月30日、DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃の手法の1つである、キャッシュDNS(Domain Name System)サーバーへの「水責め攻撃」によるサービス停止を防止するDNSサーバーの構築サービスを開始した。

 水責め攻撃は、「ボットネット」と「オープンリゾルバー」を踏み台にし、DNSサーバーを妨害する攻撃方法。ボットネットはウイルス感染などにより、攻撃者が遠隔操作できるPCを、オープンリゾルバーは必要なアクセス制限がされていないDNSサーバーでドメイン名からIPアドレスを検索する「名前解決」に応答する状態になっている機器を指す。

 新サービスの「DNSへの水責め攻撃防止システム構築サービス」では、キャッシュDNSの統計情報を調査し、一定以上問い合わせがあったドメイン名に対してDNSの名前解決を停止する。DNSが過負荷になる前に攻撃からDNSサーバーを守る。キャッシュDNSサーバーが複数ある場合でも、すべてのキャッシュDNSサーバーにドメイン情報を共有し、対象ドメインの名前解決を停止できる。攻撃の踏み台として使われたPCやブロードバンドルーターを検出し、管理者に通知する。

 DNSサーバーには動的に設定を変更する機能があるソフトウェアを利用する。ドメインの名前解決を停止する際、再起動せずに設定を変更できるため、可用性の高いDNSサーバーを構築できる。

 導入後は、支援サービスの「Open Smart Assistance」により、サーバーのサポートを提供する。同サービスでは、インストールしたOSS(Open Source Software)やソフトウェアの利用方法に関しての質問に答えるQ&A、セキュリティ情報提供、障害時のリモート対応やオンサイト対応、システム再構築を提供する。

 DNSへの水責め攻撃防止システム構築サービスの料金は37万円(税別、以下同様)から。導入後支援サービスは7万4000円から。

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