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トレンドマイクロとユビキタス、IoT向けセキュリティ製品を共同開発

2015年11月17日(火)IT Leaders編集部

トレンドマイクロと、組み込みソフト開発会社のユビキタスは2015年11月16日、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)分野のセキュリティ製品を共同開発すると発表した。IoT関連の管理装置に組み込むセキュリティ製品のSDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)の共同開発や、安全なIoTクラウド基盤の構築、自動車向けセキュリティの共同研究を行う。

 IoT関連の管理装置に組み込むセキュリティソリューション向けSDKの共同開発では、スマートテレビやエアコン、給湯器といった住宅設備機器など、家庭内のIoTデバイスを家の外から遠隔操作する際や、電力使用状況を把握する際に必要な管理装置(ホームゲートウェイ)に組み込むセキュリティ製品を開発する。

 具体的には、ユビキタスが提供する、IoTデバイスと管理装置が通信するためのスマートホーム関連技術と、IoTデバイスを保護するトレンドマイクロのセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」を組み合わせて、管理装置を製造、提供する事業者にSDKとして提供する。事業者は、脆弱性を悪用する攻撃やウイルスの感染から家庭内のIoTデバイスを防御する機能を管理装置に実装できる。

 安全なIoTクラウド基盤の構築では、ユビキタスが提供するIoTクラウド基盤「dalchymia(ダルキュミア)」に、トレンドマイクロの総合サーバーセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」を導入し、dalchymiaサービスのAPIとして利用できる環境を構築する。外部からの不正アクセスや脆弱性を悪用する攻撃を防ぎ、安全なIoTクラウド基盤を提供する。また、IoT関連の管理装置とIoTクラウド基盤を連携させることで、短期間で安全なIoT環境の導入を可能にする。

 自動車向けセキュリティの共同研究では、次世代自動車に求められるセキュリティ技術とそれを活用したセキュリティ製品の共同研究を実施する。

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