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[市場動向]

IBMメインフレーム・コンテスト、電通大と名古屋大、宇都宮大の3人が優秀賞に

2016年1月14日(木)志度 昌宏(DIGITAL X編集長)

日本IBMが2015年9月25日から同年11月末にかけて、日本では初めて開催していた「IBMメインフレーム・コンテスト2015」の受賞者が発表された。優秀賞が3人、メインフレーム賞が2人の計5人である。総参加数は284人だった。

写真1:IBMの最新メインフレーム「z System z13」写真1:IBMの最新メインフレーム「z System z13」(提供:日本IBM)
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 「IBMメインフレーム・コンテスト2015」は、学生を対象にしたもので、米国ダラスにあるIBMメインフレームにアクセスし、3つの課題に取り組む(関連記事『メインフレームと呼ばれる大型サーバーを知っていますか?日本IBMが学生対象にメインフレームのコンテストを実施』)。メインフレームの基礎から、最新のPaaS(Platform as a Service)である「Bluemix」と組み合わせたアプリケーション開発までが課題だ。

 コンテストの順位は、最終課題で作成したプログラムの品質を、IBMのエンジニアが審査し決定した。「優秀賞」と「メインフレーム賞」があり、優秀賞には、電気通信大学の 続 衍森さん、名古屋大学の胡 晟さん、宇都宮大学の千葉 裕也さんの3人が選ばれた。メインフレーム賞に選ばれたのは、名古屋大学の 朝倉 淳さんと一橋大学の中村 孟さんの2人である。

 同コンテストには世界中の学生が参加している。他国でのコンテスト結果を踏まえて、優秀賞の受賞者の中から最優秀賞が選ばれる。受賞者への賞品は、優秀賞がIBMが米ラスベガスで開催する自社イベント「IBM InterConnect 2016」への招待、メインフレーム賞の受賞者は記念品だった。

 メインフレーム・コンテストは、IBMメインフレームの次世代技術者の育成を視野に入れた学生向けのプログラミング・コンテストだ。海外では、メインフレームユーザー企業による採用につながることなどもあり、大学単位で取り組む動きもある。日本ではの開催は今回が初めてで、284人が参加した。

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IBMメインフレーム・コンテスト、電通大と名古屋大、宇都宮大の3人が優秀賞に日本IBMが2015年9月25日から同年11月末にかけて、日本では初めて開催していた「IBMメインフレーム・コンテスト2015」の受賞者が発表された。優秀賞が3人、メインフレーム賞が2人の計5人である。総参加数は284人だった。

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