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[新製品・サービス]

VPN使ったセキュアなマイナンバー管理サービス―NTT ComとNTTコムウェアが提供

2016年1月15日(金)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTTコムウェアは2016年1月14日、マイナンバーの管理や帳票出力を安全に実施できる「マイナンバー管理ソリューションサービス over VPN」の提供を共同で開始した。

 「マイナンバー管理ソリューションサービス over VPN」は、NTTコムウェアのクラウドサービスである「マイナンバー管理ソリューション」に、NTT Comの企業向けネットワーク回線である「Arcstar Universal One」を接続したもので、マイナンバー制度向けの機能を一元的に提供する。

 新サービスは、従業員のマイナンバーの登録・保管や、法令などで定められた保存期間を過ぎたデータの自動廃棄を行う。すでに運用している人事・給与システムから出力したCSVデータをアップロードすれば、クラウド上に保管されているマイナンバーと突合して、マイナンバー対応帳票(CSV、PDF)を自動生成することも可能だ。

 ユーザーのオフィスと「マイナンバー管理ソリューション」のクラウドを、企業向けネットワーク(VPN)「Arcstar Universal One」で接続するため、マイナンバーや関連帳票などのデータを安全にアップロード、ダウンロードできるようになる。

 クラウドサービスとして提供することで、ユーザー側でのシステム改修を行わずに従業員の増減や制度適用範囲を変更できる。

 マイナンバー管理ソリューションサービス over VPNの価格は、初期費用が1企業当たり5万円(税別、以下同様)、月額料金は従業員数100人までのプランの場合1万円など。利用には、別途Arcstar Universal Oneの契約が必要になる。

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