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キヤノンITS、スマホを利用して正規品か模造品かを判定する「C2V Connected」

2016年3月24日(木)IT Leaders編集部

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2016年3月23日、スマートフォンを利用したクラウド型の正規品判定サービス「C2V Connected」を2016年3月に発売すると発表した。世界税関機構(WCO)の模倣品対策ツールに対応し、正規品を判定できる。

 「C2V Connected」は、WCO(World Custom Organization:世界税関機構)が提供する、各国税関向けの模倣品対策ツール「IPM」と連携可能な正規品判定サービスだ。IPMを使用している税関で、模倣品を防止したい事業者がC2V Connectedを連携して利用することで、当該事業者の商品の購入者だけでなく税関職員も簡単、正確、迅速に正規品を判定できるようになる。

 商品に貼付または同梱したIDタグをスマートフォンで読み取り、インターネット経由で正規品かどうかを簡単に確認できる。「ConnectedTag」「標準アプリケーション」「正規品判定クラウドサービス」の3つの要素で構成される。

 ConnectedTagは、RFID、可変型QRコード、ユニークコードなど、オンラインで認証できるID情報を持つタグの商品群の総称。シールタイプやカードタイプなどバリエーションが豊富で、サイズやデザインも柔軟に対応する。表示言語も出荷先国向けに対応し、家電品、医薬品、高級品、飲食料品など、様々な製品に使用できる。

 標準アプリケーションは、スマートフォンでConnectedTagを読み取ることで、簡単に正規品判定を行える機能を提供する。日本語、英語、中国語に対応している。

 正規品判定クラウドサービスは、ConnectedTagを読みとった標準アプリケーションからの照会を受けて、正規品判定の結果を返すためのサービス。正規品判定の実績データなど、ログのダウンロードも可能だ。

 C2V Connectedの価格は、ConnectedTag1枚当たりで、QRコードタイプの場合5円から、RFIDタイプで50円からになる。ConnectedTagを購入した企業には、標準アプリケーションおよび正規品判定クラウドサービスを無料で提供する。

 キヤノンITSは、2020年までに50億円の売上を目標にする。

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