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NEC、ファイルサーバー統合管理ソフトに個人情報検出機能を付加

2016年5月31日(火)IT Leaders編集部

NECは2016年5月30日、ファイルサーバー統合管理ソフト「NIAS(NEC Information Assessment System)」の最新バージョン「同v3.3」を発表した。個人情報検出機能をオプションで提供するほか、ハイブリッドクラウド環境にも対応する。出荷は2016年7月15日に開始する。

 「NIAS v3.3」は、氏名や電話番号、マイナンバーやクレジットカード番号といった個人情報が含まれるファイルを検出する機能を提供し、隔離・削除などの対策を取れるように支援する。ハイブリッドクラウド環境にも対応し、情報配置や運用の最適化を図れる。

 「個人情報検出オプション」では、個人情報や特定キーワードを含むファイル件数をGUI上で横断的に確認可能だ。設定した条件に該当するファイルをリスト形式で一覧化することで、膨大なファイルから情報漏えいリスクのあるファイルを容易に抽出することもできる。

 検出したファイルは、管理者や所有者などの限定した利用者が内容を確認し是正措置を取れるように、隔離フォルダに一括移動できる。

 ハイブリッドクラウド環境への対応については、オンプレミス環境にある利用頻度の低いデータを、NEC Cloud IaaS(Infrastructure as a Service)やAWS(Amazon Web Services)などのクラウドサービスへ自動的に移行させるといった運用ができる。クラウドゲートウェイ製品と連携することで可能になる。

 NIAS v3.3と個人情報検出オプションの価格は、それぞれ50万円(税別)から。NECは、今後1年間で300システムの販売を目標にする。

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