[新製品・サービス]

ネットワールド、米Platform9のOpenStack SaaSを提供

2016年7月5日(火)IT Leaders編集部

SIベンダーのネットワールドは2016年7月4日、米Platform9 Systems(Platform9)のOpenStack SaaS(Software as a Service)である「Platform9 Managed OpenStack」の国内販売、および日本語サポート提供を開始した。今後はKubernetesへも対応する予定だ。

 「Platform9 Managed OpenStack」は、OSS(Open Source Software)のクラウド構築用ソフトウェア「OpenStack」のすべての機能をSaaS(Software as a Service)サービスとして提供する。利用者はオンプレミス環境のVMware vSphere、KVMプラットフォーム内にゲートウェイ(vSphere環境の場合は仮想アプライアンス、KVM環境の場合はrpm・debパッケージ)を設置して、同SaaSに接続設定することで、既存の環境やデータを変更・移行せずにOpenStackベースのプライベートクラウドを構築できる。

 既存の環境上で動作しているワークロードも自動的に管理下に置き、継続的に統合するため、既存環境や既存ツールによる運用を拡張する形でOpenStackを利用開始できる。

 OpenStackのAPI(Application Programming Interface)を100%利用可能だ。パッチやアップグレードを含む管理レイヤーをSaaSで提供することで導入のボトルネックを排除でき、DevOps(開発と運用の融合)の導入やインフラストラクチャー自動化の確立を図れる。

 また、ネットワールドは、各種コンバージド・ハイパーコンバージドインフラストラクチャーと組み合わせた「Platform9 Managed OpenStack Starter Pack」も提供する。これにより、新規のOpenStackベースのプライベートクラウドの立ち上げを支援する。

 なお、Platform9は、コンテナ管理サービス「Platform9 Managed Kubernetes」を発表し、ベータ版を提供している。ネットワールドは今後、製品版のリリースとともに、同サービスの展開を予定しているという。

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