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日本オラクル、全社的な予算管理の高度化・効率化を支援するクラウドサービスを提供

2016年7月28日(木)IT Leaders編集部

日本オラクルは2016年7月27日、全社的な予算管理の高度化と効率化を支援するクラウドサービス「Oracle Enterprise Planning and Budgeting Cloud Service」の提供を開始した。経営管理を支援するクラウドアプリケーションとして簡単かつ迅速に導入できる。直観的で分かりやすく、経営企画・財務部門の利用者も効果的に活用できる。

 管理会計・予算管理クラウドサービス「Oracle Enterprise Planning and Budgeting Cloud Service」は、各部門の円滑な予算策定を支援しつつ、それらを全社共通の基盤上で管理するため全社的な予算の見直しも同じ仕組みで行える予算管理製品である。個々の事業や部門の投資判断を、組織全体で最適化できることに加え、予算管理サイクルの短期化、策定プランの見直し頻度向上、ビジネスの実態に即した実行計画の立案が可能になる。複数シナリオでのシミュレーションもできるため、予測精度の向上や業務の効率化を図れる。

 「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を基に、事前定義済みのKPI、先行指標、関数、入力フォーム、レポート、ダッシュボード、データ自動連携機能などを組み込んだ、4つのテンプレートを合わせて提供する。

 具体的には、「Workforce Planning」「Project Financial Planning」「Capital Asset Planning」「Financial Statement Planning」を用意している。

 Workforce Planningは、要員・人件費計画の策定プロセスを支援する。経営戦略の実現のために必要となる人材確保に向けて、スキルセットレベルで人材の需給バランスを見ながら、ギャップを埋めるための各シナリオをシミュレーションできる。単年度に加え中長期で計画することも可能だ。

 Project Financial Planningは、IT投資や研究開発などの社内プロジェクト、建設・エンジニアリング・コンサルティングなどの契約に基づく社外プロジェクト、工場設立や店舗開発など大型設備投資に関するプロジェクトのいずれにも適応できる。プロジェクト別の予算策定や進捗管理を、売上や費用、キャッシュフローの可視化と併せて可能にし、プロジェクト全体の損益管理やROI分析などができるようにする。

 Capital Asset Planningは、設備投資計画プロセスを支援する。設備投資が会計に対してどの程度影響があるかを中長期的な視点で確認できる。減価償却費用と連携した中長期的なキャッシュフロー計画の立案や、除却・売却の判断、リース・購買の判断なども可能になる。

 Financial Statement Planningは、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローなどの財務諸表をはじめ、各種KPIが事前に定義された組み込み型のテンプレートを提供する。

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