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東電が火力発電でGEのIoTプラットフォームを採用

2016年9月27日(火)IT Leaders編集部

東京電力の子会社で火力発電を扱う東京電力フュエル&パワー(東電FP)は2016年9月26日、米GE(General Electric)の子会社でエネルギー関連事業を扱うGEパワーが開発した火力発電分野におけるIoT(Internet of Things)ソリューションを導入することを発表した。東電の火力発電所でGEのIoTプラットフォーム「Predix(プレディックス)」を活用する。

 Predixは、GEが産業機器のノウハウとソフトウェア開発技術により開発したIoTプラットフォーム。APMは、GEがPredix用に開発した最初の商用アプリケーションで、ビッグデータとクラウドベースの分析技術を利用することで産業用機器の信頼性や有用性を向上させ、メンテナンスの最適化、システム関連費用の削減を実現する。

 APMとしては、3層のソリューションが提供される。Machine and Equipment Health1は、設備資産を視覚化し、多層化された装置の稼働状況の把握を可能にする。Reliability Managementは、装置の問題の予兆を発見する。Maintenance Optimizerは、機器の長期的な保守計画の構築を支援する。

 今回、東電FPとGEパワーが取り組むのは、電力会社の発電設備にPredixを導入する国内初の「デジタル・パワー・プラント・プロジェクト」となる。デジタル・パワー・プラント・プロジェクトは、生産性・出力効率の向上、再生可能エネルギーや送電線の安定化、発電機器と制御システム全体の統合・最適化を図るためのデジタル・ソリューションのこと。

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