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アプレッソとテラスカイ、iPaaS「DataSpider Cloud」を提供

2016年12月12日(月)IT Leaders編集部

セゾン情報システムズ子会社のアプレッソとテラスカイは2016年12月8日、アプレッソが開発・販売するデータ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」をベースにした、iPaaS(integration Platform as a Service:クラウド型データインテグレーションサービス)「DataSpider Cloud」を共同開発したと発表した。提供は、2017年1月22日に開始する。

 「DataSpider Cloud」は、AWS(Amazon Web Services)やSalesforce.com、kintone、Microsoft Azure、Googleといった各種クラウドサービスを、社内システムにすばやく連携し、ビジネスに組み込むことを可能にする。クラウドサービス間の連携やクラウド基盤との連携を可能にするほか、システムバージョンアップへの迅速な対応やエラーハンドリングなど、クラウドを前提とした連携サービスに対応するために開発したものである。

 国産のデータ連携ソフトウェアパッケージ「DataSpider Servista」を開発・販売するアプレッソと、クラウド型データ連携サービス「SkyOnDemand」を運用するテラスカイが共同開発し、AWS上で稼働する。

 DataSpider Cloudのライセンスには、提供する機能により「Entry」「Basic」「Advance」がある。価格は、初期費用(環境構築・設定費用、同サービスの環境ごと、初回のみ)が60万円(税別、以下同様)で、月額費用はEntryが12万円、Basicが20万円、Advanceが30万円になる。

 アプレッソとテラスカイは、国内での利用に加え海外への展開を視野に入れ、初年度500社への導入を目標にする。

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