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リコージャパン、RPAロボットでオフィスの定型業務を自動化

2017年2月1日(水)IT Leaders編集部

リコージャパンは2017年1月30日、間接業務の効率化と人材の有効活用に向けて、RPA(Robotic Process Automation)を活用した定型業務の自動化を発表した。2017年4月から本格展開する。

 リコージャパンは、RPA(Robotic Process Automation)を活用した業務改善を自社内で実践し、そこで得たノウハウを基に、ユーザーへ定型業務自動化支援サービスとして提供すると発表した。

 業務プロセスを可視化して、RPAが有効に機能する業務を選定し、コンサルティングから導入支援・開発を提供する。導入後の運用サポート・効果診断サービスといった継続的なサポートも用意している。中小企業向けには業務単位で自動化を支援するロボット派遣サービスも提供する。

 リコージャパンは、2016年7月にバックオフィス業務の自動化に取り組むプロジェクトを開始し、データ集計や入力、照合といった3つの業務特性を、RPAテクノロジーズが提供する「BizRobo!」に代行させ、55~85%の工数削減を確認したとしている。2016年12月から本番運用を開始し、2017年4月から対象業務を順次拡げて、2020年までに全社での活用を計画しているという。

 同社は、新たに「RPA診断士」という社内専門資格を設け、業務プロセスの可視化から導入支援までを担う人材を育成する。2018年までに約50人体制にする計画だ。

 日本RPA協会によると、RPAとは「これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI(Artificial Intelligence:人工知能)、機械学習等を含む認知技術を活用した業務を代行・代替する取り組み」である。

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