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総合決済サービス「VeriTrans3G」の新版で決済システム一体型の不正検知サービスなどを提供―ベリトランス

2017年2月21日(火)IT Leaders編集部

デジタルガレージの子会社で決済事業を営むベリトランス(現DGフィナンシャルテクノロジー)は、総合決済サービス「VeriTrans3G」を「同4G」にバージョンアップし、2017年2月20日に提供を開始した。決済システム完全一体型の不正検知サービスをラインアップし、モジュール型トークン決済も提供する。

 「VeriTrans4G」は、同3Gの機能を継承しつつ、EC事業者がカード情報のやり取りに介在しない、クレジットカード情報の非保持非通過化やECでの不正使用防止対策に準拠している。

 決済システムとの完全自動連携を可能にした「不正検知サービス」のラインアップ、カード情報の非保持非通過化とシステムモジュールの利便性を担保するモジュール型トークン決済「MDKトークン」を新たに提供する。

 不正検知サービスは、ECでの不正注文を事前検知し、不正被害を抑止する。ラインアップには、ベリトランスが提供する「aegis」、NTTデータが提供する「CAFIS Brain」、スクデットが提供する「ACI ReD SHIELD」がある。いずれも決済システムとの完全自動連携に対応していて、利用サービスを選択し申し込むことで取引情報が自動連携され、判定結果が決済処理結果と同時に通知される。

 世界で収集される取引情報を集約した不正判別ルール・検知エンジンを備えており、取引情報で送信される住所・メールアドレスなど複数の情報を基に不正注文を見分けられる。クレジットカード情報はベリトランスが保持し不正検知エンジンと連携するので、より高精度な不正判定を実施可能だ。

 アクルが提供する「不正対策コンサルティング」も用意しており、ベリトランス加盟店には無料で提供する。

 MDKトークンは、購入者が入力するカード情報を別の文字列(トークン)に置き換え安全に決済完了する「トークン決済(Javascript型決済)」と、複数の決済方法を一括管理・処理できるモジュールの特長を持つ、カード情報非通過型決済である。

 ベリトランスに直接カード情報を送信し返戻されたトークンを基にモジュールで決済処理を実施するため、事業者での運用の大幅な変更は不要で、事業者のサイトのカード決済画面で安全に決済を完了できるようになる。

 VeriTrans4G 不正検知サービスの価格は、中小規模事業者向けのaegisの場合、初期費・月額費・処理料のいずれも無料になっている。

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