[新製品・サービス]

ジェイズ・コミュニケーションの仮想ブラウザーサービスを月課金で提供─リンク

2017年3月1日(水)IT Leaders編集部

インターネット関連サービスを提供するリンクは2017年2月28日、ネットワークセキュリティ・インフラ技術を提供するジェイズ・コミュニケーションが展開する仮想ブラウザー「SCVX」を、月課金で利用可能なサービスの提供を開始した。

 リンクは、「SCVX 仮想ブラウザサービス」を構成するソフトウェアを専有性と安定性に優れた物理サーバーへインストールし、月課金で提供する。

 サーバー管理はリンクが実施するため、運用負荷を軽減できる。利用者数の増加にともなってサーバー移行が必要な場合も、コントロールパネルから迅速に移行が可能だ。

 価格は、利用者数が50人・同時接続数が15人の場合で月額7万4800円(税別、以下同様)、それぞれ80人・30人の場合が月額11万4800円、180人・80人の場合が月額23万9000円になる。初期費用はいずれも不要だ。回線は別途用意する必要がある。

 SCVX 仮想ブラウザサービスでは、Linuxサーバー上に作成された仮想領域(コンテナ)でインターネットブラウザーを実行し、ローカルデスクトップに画面転送することで安全なインターネット接続環境を構築できる。仮想領域を最新のDocker・Linuxコンテナ技術によって生成するため、従来のVDI(Virtual Desktop Infrastructure)と比べ処理オーバーヘッドを削減可能だ。

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