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CEC、ソフトウェア開発を統合管理する品質マネジメント基盤を提供

2017年3月13日(月)IT Leaders編集部

シーイーシー(CEC)は2017年3月9日、ソフトウェア開発プロセス全体の品質・進捗、成果物を統合管理する品質マネジメント基盤「CS Qompass」を発表した。26項目のプロセス・プロダクト品質指標を活用したプロジェクト管理を可能にする。2017年3月に提供を開始する。

 シーイーシー(CEC)の「CS Qompass」は、組み込みソフトウェア開発における品質指標とプロジェクト管理に必要な開発工程のテンプレートを標準装備した品質管理基盤である。情報処理推進機構(IPA)が定めるプロセス品質・プロダクト品質の評価基準をベースにしている。

 ユーザーのプロジェクトや要求品質の特性に応じて、品質指標を柔軟に設定でき、ソフトウェア開発全体のプロセスを見える化・定量化可能だ。工程別のタスク管理や進捗チェック、各種成果物のレビュー結果・分析評価も同基盤上で確認しながらQCDの向上につなげられる。仕様書や設計書など成果物の不備や漏れなども一元管理できる。

 IPAが発行する「組込みソフトウェア開発向け 品質作り込みガイド」で定義されたプロセス・プロダクト品質指標に則って品質状態を把握可能だ。

 プロジェクトマネジメント知識体系ガイド「PMBOK」に準拠したプロジェクト管理機能を、Webアプリケーションとして利用できる。分野ごとのWBS(Work Breakdown Structure)のテンプレートを利用することも可能だ(テンプレートは順次提供予定)。

 複数プロジェクトの進捗・品質状況などのサマリーをダッシュボードで一元管理でき、部門管理者が問題のあるプロジェクトを迅速に把握できる。

 CS Qompassの価格は、1ライセンス(20利用者まで)当たり200万円(税別)からになる。

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