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デージーネット、OSSの認証局を日本語化し構築するサービスを開始

2017年6月28日(水)IT Leaders編集部

デージーネットは2017年6月27日、SSL証明書の管理を行う認証局として動作するOSS(Open Source Software)「OpenXPKI」を日本語化したと発表した。同認証局の構築サービスも開始する。

 「OpenXPKI」は、SSL証明書の管理を行う認証局として動作するOSS(Open Source Software)である。主にプライベート証明書(組織内でのみ利用する証明書)を発行するのに利用できる。証明書発行リクエストや失効の手続きをWebインターフェースから行え、管理が容易になる。具体的には、証明書の作成・検索・失効が行える。

 証明書の管理は、利用者ごとに権限を変えることができる。例えば、一般社員にはWebインターフェースから証明書をダウンロードする権限のみを与え、リーダーには証明書発行リクエストや失効の権限を与えるといった使い方が可能だ。

 デージーネットがOpenXPKIのWebインターフェースを日本に対応したことで、日本での導入が容易になった。2017年5月31日にオリジナルのソースコードに取り入れられており、リリース版に追加される予定だという。

 加えてデージーネットは、OpenXPKIを活用したプライベート証明書を発行する認証局の構築サービスを提供する。通常のパスワードを使った認証よりも解析されにくく、セキュリティの向上を図れる。OSSを組み合わせたシステム構築サービスのためのライセンス料を省き、設計・構築・保守に費用をかけられる。システム導入後は、継続してシステム管理者の運用をサポートするサービス「Open Smart Assistance」を提供する。

 認証局構築サービスの価格は、OpenXPKIの構築(導入後支援サービス込み、以下同様)が80万5000円(税別、以下同様)から。Radiusサーバーの構築は72万4000円からになる。

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