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マクニカネットワークス、AWS環境のネットワークを可視化する仮想TAP製品を提供

2017年6月30日(金)IT Leaders編集部

マクニカネットワークスは、AWS(Amazon Web Services)環境のネットワークを可視化する、米Gigamon製の仮想TAP製品「Gigamon Visibility Platform for AWS」の提供を開始した。AWS移行にともなう、セキュリティ運用の課題解決や障害発生時の迅速な原因解析を支援する。

 「Gigamon Visibility Platform for AWS」は、AWS(Amazon Web Services)へ移行したネットワークを可視化する。AWS上で稼働する仮想TAPソフトウェアにより、AWS環境上のインスタンスを流れる通信のミラーリングを可能にする。ミラーリングした通信は、オンプレミス型の監視ツール、またはAWS上で稼働するクラウド型の監視ツールのどちらにも転送できる。

 AWS環境におけるサイバー攻撃対策のためのセキュリティ監視、障害発生時のトラブル対応のためのネットワーク可視化の両方を可能にし、従来の企業ネットワークの運用の大きな変更は不要で、スムーズなAWSへの移行を図れる。

 マクニカネットワークスは、物理ネットワークの可視化のためのアプライアンス製品「GigaVUE」シリーズと、仮想環境の可視化のためのソフトウェア製品「GigaVUE-VM」シリーズに加え、AWS上で稼働する仮想TAPを提供することになったことで、パブリッククラウドを含むあらゆるネットワークの可視化に1つの基盤で対応することが可能になったとしている。

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