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輸出・輸入貿易業務管理システムを短期間で安価に導入可能なクラウドサービスで提供─バイナルなど

2017年7月18日(火)IT Leaders編集部

輸出入業務システムおよび通関業務システムのノウハウを持つバイナルは、輸出・輸入貿易業務管理システム「TOSS」のクラウドサービス「TOSS-CLOUD+」を発売した。そのために、日立システムズと協業する。短期間で安価に輸出入・通関業務の効率化を図れる。

 輸出・輸入貿易業務管理システム「TOSS」は、貿易ソフトウェアで、輸出入に関する管理業務に必要な機能を搭載している。通関業務に必要な申請書の作成・管理や海外企業との輸出入における物品の販売管理業務などをシステム化によって効率化するとともに、不要な作業を減らし業務をシンプルにする。

 発売した「TOSS-CLOUD+」は、TOSSの機能を最短3日で導入可能なクラウドサービスである。ユーザーが、ラインアップのなかから事業規模や業務内容にあった輸出入業務管理システムを短期間で安価に導入できるようにする。監視やバックアップなどのシステム運用業務は、日立システムズがコンタクトセンターを活用し、24時間365日体制でサポートする。

 安価な初期環境構築費用と利用者数に応じた月額費用での料金形式になっているため、初期投資を抑え短期間・低コストでシステムを導入・利用開始でき、輸出入業務の拡大にあわせて柔軟に利用規模を拡張することが可能だ。

 ラインアップには、「輸出版 TOSS-CLOUD+」「輸入版 TOSS-CLOUD+」「フルパック版TOSS-CLOUD+」がある。マイクロソフトのパブリッククラウド基盤「Microsoft Azure」を採用しており、強固なセキュリティを確保している。データは、Azureの東・西日本にあるデータセンターを活用し、合計6重の冗長化ストレージによってBCP対策を図っている。

 システムの運用については、日立システムズの「クラウド向け統合運用サービス」を採用している。クラウド関連の有資格者がサーバーの死活監視やリソース監視などの監視業務から、バックアップ業務、障害を検知した際の復旧支援、問い合わせ対応などのヘルプデスクまで対応し、24時間365日体制でサポートする。

 TOSS-CLOUD+の価格は、「輸出版 TOSS-CLOUD+」(1ユーザーライセンス付き)の初期環境構築費用が15万円(税別、以下同様)、基本利用料が月額3万9800円、追加接続ライセンス費用が月額1万円など。オプションは、初期導入説明費用が15万円で、システム保守サポート費用が月額1万円などになる。
 

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