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ウイングアーク1st、BIソフト新版「Dr.Sum Ver.5.0」でインメモリーエンジンを実装

2017年9月6日(水)IT Leaders編集部

ウイングアーク1stは2017年9月5日、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトの新版「Dr.Sum Ver.5.0」を発表した。数百億件のデータを高速集計できるインメモリーデータベースエンジンと、Webブラウザー、Excelを利用したインターフェースを採用した。2017年10月5日に出荷する。

 Dr.Sumは、BIソフトである。様々な企業システム内に蓄積されているデータを統合し、現場担当者が活用できるようにするフロントデータベースで、高速なデータ集計・レポーティングを可能にする。

画面1:Dr.Sum(Dr.Sum Datalizer for Web)の画面イメージ(出典:ウイングアーク1st)画面1:Dr.Sum(Dr.Sum Datalizer for Web)の画面イメージ(出典:ウイングアーク1st)
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 新版では、新開発のインメモリーエンジンにより、従来製品と比較して数十倍の高速化を図った。また、インターフェースも刷新し、より直感的に集計・分析を行えるようにしたとしている。

 インメモリーエンジンについては、10億件のデータ集計を1秒(同社計測環境による実行結果)で実行できる。1テーブルあたり20億件までのデータを格納できるようになり、数百億件のデータ集計にも対応する。

 ハードディスクやSSDに保存したデータから応答する従来方式とインメモリー方式の両方を利用できるので、全データをインメモリー化せずに運用可能だ。サーバーリソースを効率的に運用できるほか、複数のインメモリーサーバーで負荷を分散することもできる。障害が発生した場合などインメモリーのデータが利用できない場合は、自動的に従来の方式で応答する。

 インターフェースについては、見やすさを追求し、より便利な機能を搭載した。Webブラウザーインターフェース「Dr.Sum Datalizer for Web」では、画面デザインやフォントの見直したことでより見やすくなったほか、WebOLAP機能を強化した。Webブラウザー上で自分専用のレポートへのカスタマイズも柔軟に行える。

 価格(税別)は、データベースエンジンが1サーバー当たり300万円から、集計・レポーティング・SVF連携ツールが1サーバー当たり50万円から、データ連携ツールが1サーバー当たり100万円から、テキストデータ分析ツール1サーバー当たり100万円から。

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