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コンビニ払込票をスマホ表示のバーコードで置き換え―ミニストップなど開始

2017年9月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECと三井住友銀行が共同出資して設立したブリースコーポレーション(以下、brees)は2017年9月7日、スマートフォンを活用したコンビニ収納サービス「PAYSLE(ペイスル)」を発表した。決済代行会社として、SMBCファイナンスサービスおよび電算システムと連携する。

写真1●PAYSLE(ペイスル)の利用イメージ(出所:NEC)写真1:PAYSLE(ペイスル)の利用イメージ(出典:NEC)
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 PAYSLEは、コンビニエンスストアなどで公共料金や通信販売の代金などを現金で支払う際に用いる紙の払込票に記載されたバーコードを、スマートフォンの画面上に表示し、コンビニの店頭で決済を実現するサービスである(写真1)。

 コンビニエンスストアでの対応は、2017年9月15日からミニストップが、2017年9月中にセコマが取り扱いを開始する。セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの3社は、2018年中の取り扱い開始を目指し、検討中という。

 従来、コンビニエンスストアの店頭レジで支払う際には、請求事業者から郵送される払込票や、コンビニエンスストア店内のキオスク端末で発行した払込票の提示が必要だった。

 PAYSLEでは、スマートフォンにインストールしたアプリケーションによって表示した電子バーコードを提示し、これをコンビニ店頭レジのスキャナで読み取ることで、現金支払いが可能になる。

図1●PAYSLE(ペイスル)の概要(出所:NEC)図1:PAYSLE(ペイスル)の概要(出典:NEC)
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 利用者は、アプリをスマートフォンにダウンロードすることで、PAYSLEを利用可能になる。2017年9月13日からダウンロードできる。推奨OSは、Android OS 4.4以降およびiOS 8.3以降。

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