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東芝情報システム、ファイアウォールの内側にあるIoT機器を遠隔で制御/可視化するソフト

2017年9月19日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東芝情報システムは2017年9月19日、ファイアウォールの内側にあるIoTデバイスに対して、IoTデバイスの遠隔操作や、IoTデバイスからの情報収集を可能にする中継サーバーソフト「NetNucleus Cloud Hub」を発表した。クラウド上に置いた中継サーバーを経由してWebブラウザからIoTデバイスにアクセスできるようになる。9月20日から販売する。価格(税別)は、IoTデバイスの台数によらず一定で500万円。販売目標は、組込み機器に特化したIoT事業で年間10億円。

 ファイアウォールの内側にあるLinux組み込み機器に対して、インターネットを介してWebブラウザからアクセスできるようにする、アクセス中継サーバーソフトである。Linux組み込み機器側にインストールするエージェントソフトと、クラウド上のLinux環境にインストールする中継サーバーソフトで構成する。エージェントからインターネット上の中継サーバーに対してHTTPS/WebSocketでコネクションを張る仕組み。

図1●NetNucleus Cloud Hubの概要(出所:東芝情報システム)図1●NetNucleus Cloud Hubの概要(出所:東芝情報システム)
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 中継サーバーソフトは、IoT機器を可視化/制御するためのWebアプリケーションを搭載している。機能は大きく2つある。1つは、IoTデバイスから収集した情報をWeb画面で可視化する情報共有機能である。もう1つは、IoTデバイス側であらかじめ設定しておいたローカル処理をトリガー駆動する遠隔操作機能である。管理者は、Webブラウザで中継サーバーにアクセスしてアプリケーションを利用する。

 稼働環境は、エージェントとサーバーともに標準ではLinuxだが、ユーザーの環境に合わせてC言語のソースコードをポーティング(移植)して提供する。Linux以外の環境で動作させたい場合は、別途移植料が必要になる。

 NetNucleus Cloud Hubの背景には、IoTの普及にともなって、OA機器や計測機器などを遠隔地からリアルタイムにメンテナンスしたい、という需要がある。一方で、企業のネットワークはファイアウォールで守られている。こうした背景から、WebSocketでトンネルを張るという手法によって既存のネットワーク環境のまま遠隔操作できるソフトを開発した。

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