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大日本印刷と日本ユニシス、6言語に対応した観光案内用のデジタルサイネージを発売

2017年9月22日(金)IT Leaders編集部

大日本印刷(DNP)と日本ユニシスは2017年9月21日、6言語表示に対応した観光案内用のデジタルサイネージを発表した。2017年10月1日に発売する。画面上の地図から観光スポットを検索する機能や、QRコードを利用して観光スポットのデジタルパンフレットや地図をスマートフォンにダウンロードする機能、クーポンの発券機能などを搭載している。

写真1●デジタルサイネージの外観写真1●デジタルサイネージの外観

 6言語に対応し、周辺地域の回遊を促進する機能を搭載したデジタルサイネージである。公共施設や観光スポットで観光客が求める情報や機能を提供する。日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に対応し、観光に必要な「周辺観光案内」「クーポン情報」「デジタルパンフレット」の機能を搭載している。

 観光スポット情報やデジタルパンフレットデータをローカルで保持することでネットワーク切断時にも観光情報やパンフレットの情報を提供することが可能だ。

 基本機能を4つに絞ることで、基本ライセンス費用を抑えている。具体的には、周辺観光案内機能では、画面の地図上で、ジャンルや距離などから観光スポットを絞り込んで検索することができる。

 クーポン発券機能では、観光スポットとクーポン情報を関連付けて登録しておき、スマートフォンでQRコードを読み取ることでクーポンを発行する。オプションで、付属のレシートプリンターからのクーポン発券も可能だ。

 デジタルパンフレットや周辺地図の閲覧機能では、観光スポットのパンフレットや周辺地図などのPDFや画像のデータを登録することで、観光客はデジタルパンフレットとしてデジタルサイネージの画面上で閲覧したり、QRコードを利用してスマートフォンにダウンロードすることができる。

 設置先に適したコンテンツを配信できる。コンテンツの編集・配信を行うための「DNPサイネージ配信管理システムSmartSignage」を利用して、設置先ごとに適切な情報をタイムリーに配信することや、デジタルサイネージを遠隔地から管理することができる。これらの作業をDNPが受託することも可能だ。

 非接触ICカード「Felica」の読取装置を搭載しており、Felicaが搭載されたカードをタッチすると、設置場所によって異なる特典やクーポンなどを受け取れる「タッチラリー」機能をオプションとして追加できる。

 価格(税別)は、運用費が月額1万4000円で、ハードウェア、ライセンス費、初期設定費などのシステム導入初期費用が80万円(設置作業費・コンテンツ作成費・通信費は別途必要)になる。DNPと日本ユニシスは、関連ビジネスを含めて2019年度までに7億円の売上を目標にする。

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