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勤怠管理データから労働環境のストレスリスクを明確化―ラフールとDonutsがサービス連携

2017年9月26日(火)杉田 悟(IT Leaders編集部)

2015年12月にスタートしたストレスチェック制度は、従業員が抱える心の課題を把握するための制度だが、これを職場環境の改善に活用できれば離職率低下など貴重な人材の維持・管理にもつながる。ラフールは2017年9月26日、同社のストレスチェックシステム「priskHR」が、Donutsが提供するクラウド勤怠管理システム「ジョブガン」とサービス連携することを発表した。ジョブガンの勤怠データをpriskHRに取り込み、離職リスク、労務リスクの把握が可能になる。

 ジョブガン勤怠管理は、1万5千社以上の導入実績を持つクラウド型の業務支援システム。複数拠点の勤怠データをリアルタイムに確認・集計・抽出し、業務を簡素化・迅速化する。シフト管理機能も搭載しており、勤務予定に対しての勤怠状況や予算管理をリアルタイムで把握できる。

 priskHRは、ラフールが自社開発したストレスチェックシステムで、2015年12月に義務化された企業のストレスチェックを一括代行するほか、ストレスチェックのデータをもとに、人材の離職率を予測する。従業員の労働時間や残業時間などの勤怠管理データと連動して、労働環境の問題点を明確化、メンタルヘルス研修などで改善につなげる。

 今回のサービス連携により、ジョブガンのユーザーは、勤怠データをpriskHR用の形式でダウンロードし、そのデータをpriskHRにインポートすることで、直近の勤務状況を反映させた離職リスク、労務リスクを即座に把握できるようになる。

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メンタルヘルス / 勤怠管理 / HCM / 従業員エンゲージメント / 健康経営

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