SIベンダーのインフォコムは2017年10月6日、業務アプリケーションとRPA(ロボットによる業務自動化)ソフトと組み合わせてシステム構築するサービス「インフォコム デジタルレイバー・ソリューション」を発表した。10月から提供する。業務アプリケーションの導入直後から業務の一部を自動化できるとしている。
インフォコムが取り扱っている業務アプリケーションとRPAソフトを連携させるシステム導入サービスである。利用する業務アプリケーションごとにRPAテンプレートを用意している。これにより、業務担当者は業務アプリケーションとRPAを導入した直後から効率的に利用できるとしている。
RPAソフトには、同社のグループ会社であるログイットが販売しているソフトで、イスラエルNICE Systems(日本法人はナイスジャパン)が開発した「NICE Advanced Process Automations」を使う。RPAソフトの価格(税別)は、132万円から。
RPAソフトと連携して自動化できる主な業務アプリケーションは以下の通り。いずれもインフォコムが取り扱っている。
(1)ERP(統合基幹業務パッケージ)ソフト「GRANDIT」は、RPAと連携させることで、伝票の入力を自動化できる。
(2)文書管理システム「MyQuick」は、RPAと連携させることで、文書ファイルの登録と属性情報の入力を自動化できる。
(3)情報管理ポータルシステム「BCPortal」は、RPAと連携させることで、エマージェンシーコールと情報連携したりSNS情報を収集したりできる。
(4)請求書・支払通知書の配信サービス「eco Deliver Express」は、RPAと連携させることで、会計・販売管理システムとデータ連携できる。
(5)緊急連絡/安否確認システム「エマージェンシーコール」は、RPAと連携させることで、安否の集計と2次連絡を自動化できる。
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