[新製品・サービス]

NEC、AI技術を活用し大量かつ多様なログの分析を自動化

2017年10月16日(月)IT Leaders編集部

NECは2017年10月13日、多様なログパターンを人工知能(AI)によって自動的に抽出・モデル化することによって、統合的にログを分析できるようにするソフトウェア「NEC Advanced Analytics - ログパターン分析」を発表、同日販売を開始した。システムの障害検知から対処方法特定までの時間を短縮できる。価格(税別)は、分析エンジンの永久ライセンス(論理2コア単位、保守費別)が250万円から。販売目標は、ログパターン分析エンジンを活用したサービスとして今後3年間で40億円。

 NEC Advanced Analytics - ログパターン分析は、NECのAI技術群「NEC the WISE」の1つとして北米研究所で新たに開発した「ログパターン分析技術」を搭載した。ログの構造を意識することなく、多様なログパターンを自動で抽出できる。複数の装置やシステムのログをモデル化することによって、統合的なログの分析が可能になる。

 従来のログ管理製品で必要だった、プログラムによるログ分析のためのフォーマット定義や高度なログ分析経験が不要になり、属人性の排除と分析作業工数・負荷の削減を図れる。故障・障害の予測や早期発見の支援も可能だ。

 具体的には、ログを形成する各要素を自動分割・種別判定し、事前の定義は不要でログの形式(フォーマット)や可変部の取り得る範囲といったパターンを抽出できる。これにより、プログラミングによるログ分析のためのフォーマット定義が不要になって、テンプレート作成や修正作業の工数を削減可能だ。

 ログパターンとログに含まれる変数の種類・値の範囲を学習・モデル化し、モデルとのマッチ・アンマッチを自動判定することで、勘や経験に頼った属人的なログの分析作業を低減できる。

 システムの障害発生時に、障害発生時と過去障害時のログのパターンを比較し、インシデント管理システムに蓄積されている過去の類似障害を検索・通知することにより、障害対応の迅速化を支援する。ログの出力件数の推移から、人間の目では見つけにくい「いつもと異なる」挙動を検知することで、機器の故障時期の予測や障害の早期発見が可能になる。

 APIやコマンドインターフェースを介して分析技術を利用できるため、他社製品も含めて運用管理ソフトやほかの分析ソフトへの組み込みが容易で、既存環境へのアドオン導入も可能だ。例えば、NECの統合運用管理「WebSAM」と連携すれば、過去の障害対応を自動でレコメンドすることもできる。

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